6月1日(日)、高槻・市民放射能測定所開設1周年記念として
大阪高槻の本澄寺で開催された
命こそ宝at本澄寺 〜沖縄−大阪-フクシマを結んで〜
にブース参加してきました。
本澄寺は、阪急京都線上牧駅下車(高槻のひとつ京都よりの駅)。
駅から歩いて5分もすると、田んぼが広がるなつかしい光景が。
ちょうど代かきをされていました。
向こうの大きな屋根が本澄寺。屋根の修復作業中です。
修復作業も終わりに近づいたとのことで、本堂の上部に登らせてもらいました。
見降ろした境内と上牧の街並み。
SDCCは境内でブース出店。
この日の最高気温は大阪が33℃、京都は36度。
上牧は、その中間くらいか。
まともに陽が照りつけましたが、がんばりました。
子どもたちがじゅごんの折り紙を喜んでくれたり、なつかしい人に会えたり。
ブースに置いていた、ジュゴンの本を熱心に読んでいかれる方もありました。
暑い中、たくさんの方がエイサーなど、境内のアトラクションを楽しまれました。
子どもたちのエイサーチーム
午後からは、本堂でライブと講演会
1部は、海勢頭 豊(うみせど ゆたか)SDCC代表率いる海勢頭バンドライブです。
本土初披露の歌など、すばらしい演奏でした。
最後は、みんなで月桃を歌いました。
「毎日、こんな風に楽しくしていられたらいいんだけど。
沖縄の人は、いつも心の底につらい思いを抱いています。
いつか沖縄に、世界に基地がひとつもなくなる日まで、がんばりましょうね」
と海勢頭豊さん。
2部は、小若順一さん(食品と暮らしの安全基金)のおはなし。
小若さんは、チェルノブイリ事故の後、健康被害が出ている
ウクライナに出かけて、調査や治療にあたられています。
放射線が筋肉細胞を傷つけることによって、多くの子どもたちが痛みを訴え、
歩行困難になっている子どもも多いそうです。
ウクライナでは他にも、様々な健康障害が出ていますが、
放射能のたまりやすいキノコ、ベリー類を
肉や乳製品などに置き換えることで、かなり改善されるそうです。
小若さんは、「ガンにならなかったとしても、健康被害は出る。
放射能をからだの中に入れない事が大事」とおっしゃっていました。
命を大切にする世界を取り戻すために、沖縄−大阪−フクシマを結んだ
心に響くイベントでした。
ZAN